1301
どーも
漬物王子(森藤)です
あら
気付けば1301回目のブログか
早いな^^
さて、3月7日に
『fukushima50』という映画を見た
原発事故が起きた当時
現場で何が起きていたのか
そこを題材にしたものだ
本当は開封初日に
見に行きたかったけど
会議が合ったので間に合わず
次の日になってしまった
一番遅い放映開始が
夜7時スタートだったので
ネットでこっそり席も予約して
会社には
「集まりがあるのでスミマセン」
と軽めの嘘をつき
(内緒にお願いします^^;)
細かい仕事は明日にまわす
映画館に行くのは
記憶に無いくらい
久しぶりだったけど
この映画だけは絶対に見る!
そういった
一種の使命感に近い感情があった
あの日のわたし☆
震災当時は、朝から晩まで
TVからもケータイからも
余震を知らせる
気持ちの悪いサイレンが鳴り響き
TVの奥では非現実的な映像が流れ
沈みゆく日本を感じていた
それから1日経つごとに
見えないもう一つの危機(原発)が
起っていたのも
やっぱり
ブラウン管から知らされる
ある時みんなが
突然騒ぎ始めた
福島原発が爆発した・・・
沿岸部ではない
内陸の私たちにとって
その出来事は
寝耳に水の衝撃だった
その時より
福島県民の長い苦悩と
戦いが始まった
しかしその当時
現場では何が起きているのかなど
本当のところはまるで分らなかった
政府は
「直ちに人体に影響はない」と
まったく意味の解らないことばかりだった
当時の感覚として
原発の件なんてもう聞きたくない
やめてくれといった方が近かったかな?
そうこうしているうちに
9年も経ち
この映画の存在を知ると
今度は逆に
このだけは絶対に見るべきだと
素直に思った
道の途中☆
(ネタバレはありませんので
安心してください)
見終わった私の脳裏に
こんな言葉が響く
「あ~そうだった・・・
まだ何も終わっていなかったんだよな・・・」
これは見る人それぞれの感想なので
あくまでも私だけの感想です
映画のところどころで
富岡(原発近くの町)の名所が映る
ところどころで
震災後のゴーストタウンとなった
映像も流れるし
除染した残土の山も流れる
その映像をみて
はっ・・・と気づき
涙が溢れた
7年8年と経ち
意識すれば
いつでも目に入る光景なのに
もう自分の中で
勝手に解消させたかのように
自分の解釈で勝手に
無いようにしていた自分に気付いた
そうなんだ
まだ何にも終わっていなかったんだ
残土は今もそこかしこにある
原発周辺の民家はあの時のままで
時が止まっている
ガラスは割れっぱなし
崩れた壁もそのまま
今も9年前の姿を残す
なにを勝手に自己完結させているんだい?
と殴られた様な衝撃を受けた
その衝撃で
我に返り泣いてしまったんだ・・・
映画の中でも再現された様に
当時の作業員たちは
自分の命をなげうって
最悪の状況だけは回避してくれた
まさに英雄の如き人たち
ギリギリの決断の先で
なんとか私たちは生かされた
そして
これから何十年もかけて
戦わなければならない
この失敗もまた
教訓として後世に
残していかなければならない
映画館には十数名いたが
映像が消えライトが付く
最後の最後まで
誰も席を立つ者は居なかった
冒頭から
ほぼノンストップで緊張の連続
当時の状況を詳細に教えてくれる
見事な映画でした
私は映画にぶん殴られ
我に返り
再び現実と戦う気持ちを貰う^^
日本人なら
是非見てほしい
福島県民なら
なおのことね^^
この事故もまた
福島県民の大切な
アイデンティティーとして
受け止めるべきなんだ
そんなことを感じた
9年目の春
PS.
あらゆる出来事には
きっと意味がある
震災は失われかけた家族愛や郷土愛に
目を向けさせるきっかけになった
わたしは
そう捉えることにしている
読んで頂き
ありがとうございます
ではまた
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