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どーも
漬物王子(森藤)です
先月
漬物組合青年部の
全国大会へ参加してきました
場所は
近江商人ゆかりの地
滋賀県です
(琵琶湖でも有名ですね)
日本酒に合うおつまみは?
一応、私は
福島県青年部の部長という
肩書を仰せつかっての
出席です
式典の中で
2つの記念講演を頂いておりますが
その両方とも素晴らしかったので
そのお話を^^
一つ目は
滋賀県で200年続く
老舗酒造店の店主さまのお話
ご存知と思いますが
お酒は
お米に酵母を当て
醗酵させて作ります
お酒の味の違いは
水と酵母とお米
この3つが重要です
さらに
甘口辛口などの決め手は
お米の精製度で決まる
さて
お酒を美味しく飲むには
美味しい肴も必要だ
日本には
同じ醗酵食品として
長年、日本食を支えてきた食べ物がる
『お漬物』だ
郷土の野菜を
保存するために産まれた技術は
その副産物として
さらに風味と栄養価も上がる
奇跡の技術
そこで
この先生の考案で
日本酒に合う
漬物の品評会を
全員で行った^^
少し余談ですが
簡単なお酒の品評は
味が6種
甘味・辛み・苦み・渋み
酸味・香り
香に関しては
立ち香という、飲む前の臭いと
ふくみ香という、飲んだ後の臭い
この観点から
自分の感覚で見ていくそうです
お酒と漬物の相性に
正解はありませんので
わたしの感想は置いておきますが
こういう観点って
日本人のが特別に持つ
繊細さなのだと
感じた次第であります
発酵に適した気候風土の日本☆
日本は気候風土が
醗酵に適しているので
世界的に見ても
醗酵食品が多い国です
※ちなみに
麹菌は日本特有の菌として
認定されています
お酒にしても
お漬物にしても
その土地と水によって
まったく違う美味しさになる
郷土色の強い
食べ物だ
福島で言えば
きゅうりの一大産地であり
三五八漬という
糠漬けだったり
※三五八漬あ一般的な糠漬けよりもシンプルな
福島特有の物です、塩が3、麹が5、米が8の割合で作れる
いか人参だったり
何だかんだ言っても
他の県とはまったく違う
醗酵文化です
福島に限らず
他の県一つ一つに
そういう独特の食文化が
今も残っている
そういうものが後世にも
しっかりと引き継がれて欲しいと
切に願うばかりです^^
もちろん
福島りょうぜん漬も
そういう信念を持って
一年一年精進してまいります
と一つ目のお話でした
PS.
滋賀県には『フナ寿司』という
名物がある
これがけっこうくせ者で
ただただ塩に漬け醗酵させた
シンプルな味だ
よく売っているスタイルは
フナ寿司の下にとろけた塩が
敷かれている
昔初めてフナずしを食べた時に
そのお塩を蒸かした米と勘違いして
普通に一口でごっそり食べてしまい
ひどい目に有った記憶がある(笑)
今回はそんな
経験を踏まえて
美味しく頂きました^^
※注意深く観察し
※大人の味だな~と染々と感じるおじさんです(^-^)
ごちそう様でした
滋賀県は良いところだ
また来ますね^^
読んで頂き
ありがとうございます
ではまた
お漬物は美味しさと
健康づくりのハーモニー
そして腸の好物は
植物性乳酸菌と食物繊維
そして
お世話になったあの方へ
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直営店情報です
本店
福島市大波字星の宮32
業時間:午前9時~午後6時
定休日: 年中無休(元旦のみお休み)
丸子店
福島市丸子字中町裏27-1
→024-554-4065
営業時間:午前9:30~午後6時
定休日: 毎週火曜日(祝祭日を除く)
保原店
伊達市保原町字城ノ内3-1
→024-576-2117
営業時間:午前9:30~午後6時
定休日:毎週火曜日(祝祭日を除く)
二本松店
二本松市松岡194-2
→0243-23-1712
営業時間:午前9:30~午後6時
定休日:毎週火曜日(祝祭日を除く)