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どーも
漬物王子(森藤)
題目にした
『10年えみため』
『10年』は
今年10年を迎える
東日本大震災のことで
『えみため』は
祓い言葉の一部を使った
(神様、仏様)
恵(え)み給(た)めとか
笑(え)み与(た)めとか
色んな解釈のできる
縁起の良い言葉^^
何のことはない10年
10年ひと昔というのも
古い考えだろう
3年も経てば
時代背景が変わり過ぎるからだ
そんな月日を
数多の経験を経ながら
過ごしてきた
福島県民
182万人に182万通りの時間が流れる
(2011年当時202万人いた人口が
10年で19万人も減ってしまった)
みんなにとって
その時間とはなんだったのだろう?
借金まみれで最悪だったのか
補償まみれで最高だったのか
そのどちらでもなく
世の中を斜めに見て来たのか
あるいは
激しい時代と
真っ向勝負してきたのか
今も避難生活を
強いられている人もいるだろう
失ったものは数知れず
忘れられない人もいるだろう
その182万人の1人
私フィルターから見た
10年を振り返ると・・・
10年前の私は
酷かった^^;
本当に酷かった・・・
リーマンショックや
ドバイショックなどが続き
既にどん詰まりの会社状況にウンザリして
全ての気力がとっくに無かった
加えて
そこに起こった東日本大震災
あの大きな地震で
瓦や天井は落ち
アスファルトや壁に
ヒビが入り始めたのを見つめながら
これは完全に終わった
と覚悟を決めた
けど結局
生かされてしまう
負の遺産ばかりを残して
それから数年間は
死んだように働くことになる
自分の置かれた境遇に
やり場のない怒りを秘めながら
平日は製造業で商品をつくり
毎週土日はイベントへ出て販売だ
土曜の朝2時に出発し
全国各地に移動
販売の終わる日曜の夜というか
月曜の朝に福島へ戻り
そして
その日の朝から製造業で仕事
(いったい、何の罰ゲームだろうか)
文字通り不眠不休の生活が
数か月続くと
たまにクラクラするようになるから
ようやく半日休む
そんな生活の中で
気付けば
いい歳にもなって
何もない自分に気付き焦る
しかしその一方で
見落とし続けていた
もう一つ大きな物に気付く
自分の周りを見渡すと
この会社をつぶすまいと
多くの人達が
必死に支えてくいれていたことにだ
その方たちから
会社の経営を
刻みつけるように学ぶようになる
そうこうしているうちに
いつの間にか
従業員の給料は俺が作る
みたいな感覚が芽生えていた
要らないものは
どんどん止める決断をする
まとめられるものはまとめ
その結果残ったものを
研ぎ澄ませようと
静かな闘志で研磨した
時は過ぎ
朝ドラも決まり
オリンピックを目前にし
遠くかすかだった出口が見えかけた
昨年2020年
コロナが蔓延し
オリンピックが消し飛ぶ
実にあっぱれな年になる(笑)
でも不思議と
心は乱れなかった
またいつもの『あれ』か
程度の心境(笑)
(なめんなよ)
裏も表も
前も後ろも無く
やれることをやる
その積み重ねを
何度も何度も何度も
何年も何年も何年も何年もやる
やるやるやるやるやる
やり続ける
「やり方が下手くそだ」
そんなの自分が一番知っている
でもやめない
そうやって積み上げてきた日々が
つまらない動揺を
与えなかったのかもしれない
それに苦しい時
もう駄目だと思った時には
ありがたい事に
必ず誰かが助けてくれる
その助けも
福島りょうぜん漬で働いてきた
先人たちや現役の者たちの
誠実な実績があったからこそだ
と理解している
もちろん
その助けに感謝はするが
甘えるつもりはない
そうして残された者は
毎日をひたすら精一杯
いつも通り歩くのみ
あ~だこ~だ言ったって
今もちゃんと生きていられる事に
感謝しか御座いません❤
だからこそ
ご先祖様
10年間恵みを給わり感謝します
(恵(え)み給(た)め)
そして
これからもまた10年間
多くの人に笑みを与えられる会社を
(笑(え)み与(た)め)
目指します!!!
これが
『10年えみため』の
私なりに込めた意味^^
この10年をどう捉えるか?
そんなのその人の心一つで
解釈は変わる
だったら
一人でも多くの人の心が
晴れやかである事を祈るばかり
先の震災で
御不幸に見舞われたすべての方へ
ご冥福をお祈りしつつ
当たり前の日常を
元気に過ごしていく
今日という日は
そういう日
ではまた明日♪
読んで頂き
ありがとうございます
ではまた
お漬物は美味しさと
健康づくりのハーモニー
そして腸の好物は
植物性乳酸菌と食物繊維
そして
お世話になったあの方へ
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定休日: 年中無休(元旦のみお休み)
丸子店
福島市丸子字中町裏27-1
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営業時間:午前9:30~午後6時
定休日: 毎週火曜日(祝祭日を除く)
保原店
伊達市保原町字城ノ内3-1
→024-576-2117
営業時間:午前9:30~午後6時
定休日:毎週火曜日(祝祭日を除く)
二本松店
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→0243-23-1712
営業時間:午前9:30~午後6時
定休日:毎週火曜日(祝祭日を除く)