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どーも
先日、福島県漬物協同組合の
忘年会が行われました
福島県の漬物製造会社の
みなさんと
それをサポートしてくれる
関連会社様が
忙しい時間を作って
集まります
今年もいよいよ
終わりに向かって
激しく進みますね
お漬物はこれからどうなる?
話の中で
2014年に起こった
きゅうりの浅漬けの事件の事が出てきました
当時、静岡県内の夏祭り(花火大会)で
つけものの知識も浅く
不衛生な環境で作った浅漬けきゅうり
通称:冷やしきゅうりから
大量の食中毒者が発生した事件
あれから
漬物業界も変わりました
正直
組合に所属して居ない方が
知識なく起こした出来事ではあるけど
浅漬けという分野に区分されたことで
私達の漬物業界と保健所でも審議し
浅漬けに関する
厳格なルールが出来ました
それから時が流れ
HACCPを適応した
製造が義務化し
2024年6月からは
漬物製造業は完全に許可制になります
その結果
以前は道の駅などで売られてきた
おばちゃん達が趣味で作っていたお漬物も
その対象になり
多くのお漬物が商品棚から消えることになる
許可を取るためには衛生面も考えつつ
足りない設備投資も必要です
保健所と綿密に打ち合わせをして
検査を受けました
漬物業界として
一つの側面では
お客様に対するリスクは
大きく減らすことができましたが
日本人なら
身近に感じる存在であったはずのお漬物が
遠い存在になる恐れが出てきます
それって結局
私たちにとって
良かったのか悪かったのか
少し思う所はありますね^^;
ふるさとの味って
おばちゃんやお婆ちゃんが作る
そういう素朴なものだったりするでしょ
もちろん
うちのような会社のお漬物を
そう思ってくれるのは
とても有難いのですがね
漬物業界への逆風は
まだまだ終わらないのだと
出席したみんなと
共通見解をもたらしました
古くは古事記、日本書記にも登場する
ヤマトタケルの命の逸話にも出てくる
お漬物
少なくとも2000年以上前には
すでに確立していた
私達の基礎を成す大切な食文化
乳酸発酵させることで
悪い菌を寄せ付けず
殺菌作用が産まれ保存性が高まる
さらに
風味もまろやかに変わり
人間にとって美味しさも増します
地元の野菜を手軽に
美味しい食材へ
昇華させることの出来る技術
それがお漬物最大の魅力です
みんなの知識やモラルを高めれば
敷居を高くする必要などありません
私が切に願うのは
これからもお漬物を
愛して欲しいということです♬
ではまた
読んで頂きありがとうございました
また明日🎵
感謝。
今日の一言:
漬物への逆風を必ず好転させる‼
お漬物は美味しさと
健康づくりのハーモニー
そして腸の好物は
植物性乳酸菌と食物繊維
そして
お世話になったあの方へ
お求めはこちらから
直営店情報です
本店
福島市大波字星の宮32
業時間:午前9時~午後6時
定休日: 年中無休(元旦のみお休み)
丸子店
福島市丸子字中町裏27-1
→024-554-4065
営業時間:午前9:30~午後6時
定休日: 毎週火曜日(祝祭日を除く)