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どーも
漬物王子(森藤)です
朝晩の寒さで
秋の果物、『柿』が
至る所でピカピカオレンジ色で
大きくなってきている
そろそろ
伊達市の梁川では
干す作業が始まるのかな
梁川は『あんぽ柿発祥の地』と言われて
天皇陛下に献上するほどのものだ
個人的には
それよりも・・・
極限まで乾燥させて
硬くなったあんぽ柿を
シソの葉で巻いた
『しそ巻きあんぽ』
↓↓↓
こっちの方が大好きだ^^
いくらでも食べられる♪
この写真はまだ良い方で
カチカチに乾燥させると
黒味がスゴイしシソの葉も
黒に近い紫色だから
見た目は良くないんだよね・・・
でもね~大好きなのよ♪
あまりにも好きすぎて
福島りょうぜん漬でも
作っていたけど
放射線の問題とかいろいろ有って
今は止めている^^;
機会があれば
また復活させたいね^^
ところで
干して乾燥させると
何で美味くなるんだろうと
疑問に思ったので調べてみる
乾燥(干す)となぜうまくなる!?
通常、干し柿には
渋柿を使うんだけど
ジトッとまとわりつく
いや~な渋み
渋いと言うか苦いと言うか
雑味というか
あの成分は
可溶性のタンニンという成分の影響なんだけど
そのタンニンが乾燥(干す)ことで
不溶性に変わり渋みが無くなり
さらに甘みが増す仕組みらしい
しかも
砂糖の1.5倍も!!!
スゴイよね~
干すだけで
そんな化学反応が起こるなんてさ
柿を干す時期は
極寒の時期だから
変に醗酵して腐ることなく
水分が抜けて乾燥状態になり
硬く保存性の効く状態になる
これも立派な先人の知恵
同じ保存食出身の
漬物屋としては
とても親近感を感じる食べ物だ^^
漬物の場合は塩を振ることで
浸透圧の関係で野菜が濃縮されると同時に
塩の塩味に耐えられる菌
つまり乳酸菌が寄ってくるので
乳酸発酵が産まれる
その結果
風味豊かなで栄養価の高い
保存食になる
どんなに科学が進んでも
乾燥とか醗酵などの現象は
自然にしか出来な芸当だ
これからも
しっかりと残していくべき
伝統の技法だと思っている
その結果
美味しい食材を提供できれば
なお嬉しい^^
食は人と深い関係を持つ
だからこそ
生きるために様々な
失敗と努力の結晶において
あらゆる食文化を作り上げてきた
食=生きる
大きいことを言えば
そんな感じだよね^^
・安定して栄養を摂れること
・安定して食べられること
第一にこの2つを求める
でも今の時代は
その2つがクリアーされ
さらにその先の
嗜好品としての食べ物が多くなった
それは栄養とか関係のないもので
食感が良いとか
見た目が良いとか
形が良いとか
それはそれだけど
やっぱり昔からある食材を
もっと大切にして行かなければ
ならんよね^^
ではまた明日♪
読んで頂き
ありがとうございます
ではまた
お漬物は美味しさと
健康づくりのハーモニー
そして腸の好物は
植物性乳酸菌と食物繊維
そして
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直営店情報です
本店
福島市大波字星の宮32
業時間:午前9時~午後6時
定休日: 年中無休(元旦のみお休み)
丸子店
福島市丸子字中町裏27-1
→024-554-4065
営業時間:午前9:30~午後6時
定休日: 毎週火曜日(祝祭日を除く)
保原店
伊達市保原町字城ノ内3-1
→024-576-2117
営業時間:午前9:30~午後6時
定休日:毎週火曜日(祝祭日を除く)
二本松店
二本松市松岡194-2
→0243-23-1712
営業時間:午前9:30~午後6時
定休日:毎週火曜日(祝祭日を除く)