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どーも
地元の食堂
『桑島食堂』
ここには不思議な吸引力がある
先日も一仕事終え
一緒に居た方と
少し早い昼食をとる事にする
というかいつも混んでいるのは
知っていたのでそうなる前に
お店に入りたいと思ったのもある
しかし、いざ到着すると
時間は１１時３０分過ぎ
既に駐車場は満車
店内に入ると
数名立って待っていた
ということで
まさかの店外待機になる
お世辞にも
立地条件は良くないし
周りがオフィス街でもなく
静かな田舎でこの現象
感動すら覚えた
そろそろ落ち着きましょうか
店に入りメニュー表をみるが
結局頼むのはラーメンなんです
なんの変哲もないラーメン
むしろシンプル過ぎるくらいだ
薄切りの玉子焼きとナルトが
懐かしさを突き抜けて
逆に新鮮
でもこれが良いんです
味も昔ながらの中華そば
こってりでも
深みのあるでも
豚骨しょう油でも
魚介でもない
シンプルな鶏ガラ中華風
子供の頃から
食べ慣れていることもあるが
やっぱりこれが良い
この味に落ち着く
毎日食べろと言われたら
こういう味の方が
飽きずにずっと食べられるだろう
そんな感じで
ここに来るたびに
商売に関することを
いろいろと学ばせてもらえる
接客も良く
味はシンプルで飽きが来ない
お客さんがついているし
そのお客様はすでに選ばれているので
このお店の流儀に慣れている
これこそ
商売の基本ですね
うちもこんなお店を目指したい
商売の形態は違うが
味に関してはお漬物も
気をテラう味ではなく
それでいて飽きの来ない
という点においては
このお店と近いというか
目指す場所は一緒なのだと思う
今の世の中、流行廃りが多すぎる
新しい物を見つけたら
徹底的に持ち上げ
ずっと行くかと思いきや
次に新しい物を見つけて
あっという間に飽きてポイ
一瞬の台風に散々散らかされて
終わったら残骸が残るだけ
それが良い事だとばかりに
資本主義商売にどっぷりな人達は
新商品、新商品と
目新しさばかり追い求めようとする
正直いうと私は
そんなことを求めてはいない
(商売人としては失格かもね)
まだ知らない人に
知ってもらいたい
という思いはあるが
本質的には
本当に欲しい人に
欲しい分だけ届けたいだけである
そばやうどんは
何十年経っても
そばでありうどんである
多くの人は
そのいつもの味を求めるだけだ
私はそっちを選びたい
福島りょうぜん漬は
地元の原料をじっくり
乳酸発酵させたお漬物
一番人気は『とうちゃん漬』で
きゅうりの古漬けに
ニンニクを効かせた
癖は強いがハマると病みつきの
55年以上愛され続けている商品だ
この味を気に入ってくれた人が
欲しいだけ買ってくれればそれでよい
そろそろ
勝ち負け戦争を止め
気持ちだけ焦らせる
どんちゃん騒ぎ戦争を終わらせる
昔の日本人らしく
のんびりした生き方に
変えて行きましょう
桑島食堂の
ラーメン大盛をすすりながら
そんなことを思いました
12：30過ぎに外へ出ると
流石です
ちなみに
ラーメン４５０円で
大盛が５０円プラス
私が払った金額は
500円 (税込)
やすっっっ!!
流石です
そりゃまた来ますわね♬
PS.
新商品を作らない
ということではありません
もちろん季節商品もつくるし
面白いと思えば
新しい物も出来るでしょう
でも
突き詰めて行くことの方が大事だ
と考えています
だからこそ
長年愛されてきた商品
とうちゃん漬やかあちゃん漬を
もっと美味しく
ブラッシュアップしたいと思う
今の子が食べた時に
それは両親が食べて来た味でもあり
両親の両親(おじいちゃんたちも)が
食べて来た味でもある
世代を超えた
そんな素敵な味を目指したいと
思っているのです
読んで頂きありがとうございます
ではまたあした
感謝。
今日の一言：
そろそろ落ち着こうよ日本人
お漬物は美味しさと
健康づくりのハーモニー
そして腸の好物は
植物性乳酸菌と食物繊維
そして
お世話になったあの方へ
お求めはこちらから
直営店情報です
本店
福島市大波字星の宮３２
業時間：午前9時～午後6時
定休日： 年中無休（元旦のみお休み）
丸子店
福島市丸子字中町裏27-1
→024-554-4065
営業時間：午前9:30～午後6時
定休日： 毎週火曜日(祝祭日を除く)
