2029
どーも
漬物王子(森藤)です
先日、福島ユナイテッドFC
シーズン初戦を見に
愛媛県今治市へ向かう
大事な初戦を敵地で見事に勝利し
最高の祝杯を頂きました
せっかく愛媛に出来たので
日本屈指の名城
『松山城』を見てきます
現存国宝五城の一つに数えられる
とても素晴らしいお城
昔の建造物は
歩いた人の重みで
廊下が優しく丸みを帯び
歩くのも心地よいのと同時に
鼻に届く
独特の木の香りが心地よい
ここの築城は1602年
以降400年以上もの間
その佇まいを守り抜いてきたのですから
地元の愛を感じずにはいられない
いまでこそ格好よいと思うし
こんな建物が日本全国にあったら
どれほど恰好良いか
と思うだろうが
現代の建造物から見れば
不便の宝庫
ひょっとしたら
なんの足しにもならないお城に
「維持費として税金を使うな」
なんて言われた時もあったかもしれない
残すためには計り知れない
それほどの苦労や覚悟がいっただろう
文化をどう残していくか
歴史文化もそうだが
食文化を残すのも
現代社会では
なかなかに骨が折れる状況です
知ってる人も多いと思うが
今、秋田の代表的な食品
いぶりがっこが
存続の危機に瀕している
その原因は
食品衛生法が見直され
漬物製造業が許可制になったことと
2021年6月1日から
食品業はHACCPが
完全義務化になったことが大きい
いぶりがっこの製造者の大半は
70歳以上の高齢者で
そのほとんどが家内制の小規模事業者
跡継ぎがいなければ
これから設備投資をしてまで
続けることを選ばず
廃業を選択する人が続出しているそうだ
いぶりがっこの製造工場を
見させてもらったことがある
煙を炊くので密閉は難しく
衛生面での甘さは出てしまう
しかしそれでも
長年の経験が安全面を担保し
味で笑顔を作ってきた実勢は
みんな知っているところ
その分野を
今の社会情勢がどこまで
許容してくれるのか
なんとか妥協点を見つけて
未来に繋がって欲しいと願うばかり
人が作ったものだからこそ
人の生活が変われば役割も変わる
例えば、昔から使われてきた
木の樽には
木の破片が入る危険性がある
しかし
プラスチック製の方が安全だからと
木の桶を壊してしまったら
同じ工程を踏まえても
まったく違う味になるだろう
そして
万人が同じ味を作れても
その人の味は戻らない
無くなってから
また食べたいと言っても
もう遅い
同じ漬物業であり
同じ発酵食品の仲間として
なんとか乗り越えてもらいたいと
切に願います
秋田のいぶりがっこを作る皆さん
がんばってください‼
読んで頂きありがとうございます
ではまた
感謝。
お漬物は美味しさと
健康づくりのハーモニー
そして腸の好物は
植物性乳酸菌と食物繊維
そして
お世話になったあの方へ
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直営店情報です
本店
福島市大波字星の宮32
業時間:午前9時~午後6時
定休日: 年中無休(元旦のみお休み)
丸子店
福島市丸子字中町裏27-1
→024-554-4065
営業時間:午前9:30~午後6時
定休日: 毎週火曜日(祝祭日を除く)