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どーも
社長が所属している団体に
法人会がある
その新年の会報を
ちらちらと見ていたら
とても興味深い話が載っていた
フードロスの話は
何度かしたことはあるが
もっと具体的な話が
載っていたのだ
それを読むと
私も認識を新たにしないといけないなと
改めて感じた
食品ロス
まずよく耳にする
『フードロス』と
『食品ロス』とは
厳密に言うと違う
大きく言うと
まだ食べられるのに
様々な理由で捨ててしまう食品
のことなのだが
その定義は
生産地から工場で加工され
店頭に置かれるまでに出るロスと
販売先の店頭で残ったり
外食でや各家庭で発生するものの
2つある
これまで
私が使っていたフードロスとは
生産地から消費者までのロスを
指していたものなので
これから
外食先や家庭で出たロスを加えた
『食品ロス』と言う言葉を使う事にする
話をすすめる
内容はより具体的で
衝撃の事実が次々と書かれている
例えば
世界の食品ロスは
生産量の3分の1にも及び
それは年間13億㌧にもなる
※写真はイメージです
これをお金に換算した場合
390兆円(1ドル=150円換算)にもなる
さ・さ・390兆円‼‼‼?
日本の国家予算の約4倍
これだけのお金があれば
いったいどれだけの人を雇用し
どれだけの学生の奨学金が出せ
どれだけの学校や病院をつくれるのか
加えて世界の飢餓人口は
8億人を超えると言われる
それは
長引くコロナ禍に加えて
ロシア、ウクライナ問題により
物価高騰により
その傾向は増々悪化している
日本だけで見ても
年間の食品ロスは
522万㌧もあり
(実はそれ以外にも
生産地で大量に栽培されたものは
生産調整としてそのまま廃棄となるが
そういうものはカウントされてい居ない
およそ200万㌧はあるだろうと
言われている
さらに国の備蓄品も
定期的に期限が切れれば
廃棄されるが
そう言うのもカウントには入っていない)
世界の食糧援助量が
440万㌧なので
その1.2倍も捨てていることになる
仮に食品の平均価格を
1g=1円で計算してみると
日本の食品ロスは
5兆2200億円
今の防衛費が
まるまる賄えてしまう金額
これだけのお金があれば
どれほど私たちの人生が
潤うのだろうか・・・
さらに大きな問題として
温室効果ガスの排泄源でもある
当たり前だが
捨てた食料は廃棄 (燃やす)するのだが
食材の80%以上が水である生ごみを
減らすことが出来れば
温室効果ガスを減らすのと同時に
私たちの大切な税金を
ゴミを燃やすのに使わず
他の事へも使えるようになるよね
という話だ
まだ食べられるにもかかわるず
8億人以上の飢餓に苦しむ人を横目に
世界の食糧援助量以上に捨て
しかも
その捨てた生ごみを燃やすのに
私たちは血税を使っていた
この間抜けな事実
何となく
間接的には分かっていたとは言え
これだけ
具体的に理路整然と
教えてもらえると
私たちのアホさ加減がよくわかる
食品ロスの改善は
それだけ
多くのチャンスを捨てていたことを意味するし
逆に
克服した暁には
多くのメリットがあるので
やる価値は
おおいにある
私も
食品業界に携わる者として
食品ロスを減らすのは切なる願い
例えば配送先で
新しい賞味期限の物を
棚の後ろへと入れるが
それを逆手に
後ろの物から取られると
手前の商品だけが残り
賞味期限が短くなり
結局廃棄されることは
うちの会社でも良くある
少なくない出来事
年間にすると
きっと数十万円のロスにはなる
せっかく
心を込めて大切に作ったのに
それを捨てることほど
空しい事は無いのです
なんとか少しでも
そんな悲しい出来事が無くなる様に
みんなで良くしていきましょう^^
今日の一言:
無駄に捨てない社会を目指そう
お漬物は美味しさと
健康づくりのハーモニー
そして腸の好物は
植物性乳酸菌と食物繊維
そして
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