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どーも
実は6月1日から
世の中で販売する全ての漬物は
国の許可が必要になりました
つまり
許可されない工場で作ることは
法律で禁止されます
ですから
今までの様におばちゃんたちが
寄り合って作ったお漬物は
販売することが出来なくなったのです
そこでみなさんにも
少し考えて欲しいこと
本質的な問題はそこじゃない
漬物を本気の商売にしている
企業にとっては
そういった許可制ができることは
ある意味
ライバルだった商品が
少なくなるので
ありがたい事ではある
数年前に
HACCPが絶対条件になった時
秋田のいぶりがっこを作る業者の
ほとんどが
昔ながらの作業場だったため
絶滅の危機に瀕した
いぶすには
完全密閉された空間ではダメで
民家を改築して
2階まで吹き抜けに変えて
いぶしていた
そういった昔ながらの製法を
今後は認めないと言ったのだ
それは
何十年も何百年もの歳月の中で
仕上げた技法の否定とも捉えられる
もちろんルールは大事です
法律に従うのが
法治国家の国民である
我々の義務ですから
でも
長年培った技術をこわす法律とは
本当に正しいのでしょうか?
なにか大きな問題でも
起こしたのかな?
科学を絶対的に見て
目に見える世界が全て
と思いがちだけど
結局私達の生命は
目には見えない
微生物の些細な動きによって
左右される
完全密閉型で
清潔でクリーンな環境の作業場
それは理屈に合わせた理想ではあるが
現実的じゃ無かったりもする
今後は
おばちゃんたちの
個性あるお漬物は消え
(自分を少しディスるけど)
われわれの作る
画一された漬物のみが
市販に広がる
嬉しさ半分・悲しさ半分
というのが正直なところです
国は
漬物文化を守りたいのか?
壊したいのか?
どっちなんでしょう(笑)
うちの企業が無くなったとしても
(もちろん絶対に嫌ですが)
漬物文化だけは
ずっと続いて欲しいと
願うばかりです
最近はTVから入る情報よりも
違うプラットフォームから入る情報の方が
精度が高くて勉強させられる
そこで展開された話を聞くと
国のお偉いさんがたは
迷走しているようにしか見えない
人間なんだから
最善を尽くしてなお
間違えるもの
だったら
なぜ間違ったのかの検証をして
改善を重ね
次につなげることが重要なのに
間違えを認めないから
変えたくないからと
更に歪んた方向へ舵を切っていく
そんな風に見えるのは
ちょっと都市伝説に
より過ぎかな(笑)
少なくとも
漬物業界に関しては
幾度となく作られる
新ルールによって
どんどん
絶滅の危機に瀕している
何千年も続く伝統食品が
なぜこれほど
苦しめられなければならないのか
この文化を
みんなで守って行きましょう
今日はここまで♪
読んで頂きありがとうございました
また明日🎵
感謝。
今日の一言:
漬物が無くなったら寂しいよ~~
お漬物は美味しさと
健康づくりのハーモニー
そして腸の好物は
植物性乳酸菌と食物繊維
そして
お世話になったあの方へ
お求めはこちらから
直営店情報です
本店
福島市大波字星の宮32
業時間:午前9時~午後6時
定休日: 年中無休(元旦のみお休み)
丸子店
福島市丸子字中町裏27-1
→024-554-4065
営業時間:午前9:30~午後6時
定休日: 毎週火曜日(祝祭日を除く)